「カミエル」に配合されているL-シスチン(シスチン)は、からだをつくるために必要なアミノ酸のひとつで、美容や健康にも関係しています。
からだの約60%は水分でできていますが、次に多いのはたんぱく質。たんぱく質は、内臓や筋肉、血液・骨・爪・髪・皮膚の材料になるほか、酵素やホルモンなど生きるために大切な栄養素。成人女性では、1日50g※のたんぱく質が必要とされています。
アミノ酸は、このたんぱく質の材料。言い換えると、アミノ酸がつながってできたものがたんぱく質です。
私たちは食事でたんぱく質を摂りますが、そのままでは吸収されません。体内で一度アミノ酸に分解してから吸収された後、再びたんぱく質となりさまざまな働きをしているのです。
※参考:「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」より
化粧品やサプリメントでよく耳にするシステイン。L-シスチンと名前が似ていますが、どちらも美容と縁の深いアミノ酸です。
L-シスチンは、システインが2個結びついたもので、髪や爪に含まれるケラチンというたんぱく質に豊富に含まれるアミノ酸です。一方のシステインは、主にシミの原因となるメラニン色素を抑える、という役割をもっています。
L-シスチンと調べると、メチオニンという栄養素がたびたび登場します。メチオニンとは、体内でつくることができない必須アミノ酸のひとつで、L-シスチンの材料になることがあります。
メチオニンを摂ることがL-シスチンの補給へもつながるのです。
L-シスチンを多く含んでいるのは、動物性たんぱく質が豊富な肉や魚、豆類などの食品です。